仕事でも趣味でも、やりたいことがたくさんあったり気分が乗らなかったりして思うように集中ができず、注意力が散漫になって、結局どれもほとんど進まなかった・・・ということ、ありませんか?
そんなとき私は、自分の集中力と仕事や勉強への興味を持続させるために、45分の作業+5分の休憩というサイクルを使って作業をしていました。
時間割のように、45分を1時限としてやりたいことを区切り、時間がきたら、どんなに中途半端でもいったん作業をやめ、5分休憩したら次に移ります。
そうすることで、あまり目移りすることがなく、いい感じで時間が使えているなという自覚がありました。
そして・・・。これは自分が考案した、オリジナルなアイディアだと思っていました。
ある日、ツイッターを眺めていたら、こんなツイートが回ってきました。
ポモドーロテクニックまじでオススメよん…
25分勉強して5分休むというのを1ポモドーロとし、4〜6ポモドーロ(2、3時間)ごとに15分休む…ってのを繰り返すと、簡単に10時間ぐらい勉強が続けられる…— 蓮野ねんね (@Root_of_lotus) August 28, 2018
なんと・・・。すでにちゃんと手法として存在していたのです(無知…)
そして、45分ではなく、25分+5分サイクルなのだそうです。
ということで、最近になって、自分がやっていたことが「ポモドーロテクニック」という手法だということがわかりましたので、ポモドーロ・テクニックについて、いろいろと調べてみました。
そもそも、ポモドーロとはなんぞや。
ポモドーロっていうのは、イタリア語でトマトという意味なんだそうです。
pomoがりんごで、oroが金という意味で、金色のリンゴ→トマトといことで、pomo d’oroがトマトなんだそうです。
で、なんでこの概念がポモドーロ!?という疑問が出てくると思いますが、この概念を作った人が、トマトの形のタイマーを使っていたからだそうです。
ほうほう。かわいいですね。
机の上にコロンと置いてかわいいインテリアだし、やる気を奮い起こす赤い色が集中力をより引き起こしそうです。
ポモドーロの正しいやり方は??
基本的な方法は、
- 25分と5分の合計30分を1サイクルとして、集中→休憩を繰り返し行う。
- 4サイクル(2時間)に1回、30分の長めの休憩を取る。
これは、概念を作ったイタリア人のフランシスコ・シリロさんのやり方ですが、ネットを見ると、それぞれ自分がやりやすいようにアレンジして実践しているようです。
2〜3サイクルで15分休憩を取る人もいれば、25分サイクルではなく私のように45分サイクルや、短い人では10分サイクルにしている人もいました。

10分サイクルは、メールチェックなどのちょっとした作業に向いていそうだね!
何回かやってみて、自分が一番集中しやすいサイクルを見つけて行くのがよいようです。
ポモドーロ・テクニックのお役立ちグッズ
まずは時間が測れないとできませんよね。
自分で時計を見てやっていると、時計を見るところで集中力が切れますし、そもそも時間が気になって集中ができないと思います。
なんといっても、やっぱりタイマーを使うのが王道。
タイマーは100円ショップでも売っているので、2つ買ってきて、
・25分セット用
・5分セット用
に分けて使うと、いちいち時間をセットしなくても良くなると思います。
アナログタイマーだと、タイマーが回っているあいだ、チッチッという音が鳴っているようなので、自分を追い込むこともできそうです。
何か切羽詰まってやらないといけないことがある場合に!
そして、今の時代は便利なスマホアプリもたくさんありますよ〜
私が使っているのは「Be Focused – Focus Timer 」
■iOS

■GooglePlay
タスク管理もできるので、例えば
・英語の勉強
というタスクを作って、それに対して何サイクルのポモドーロを行ったかということが記録できます。
集計はグラフで見られるので、モチベーションの維持にも役立ちます。
集中力を維持するための、ちょっとしたテクニック
テクニックというほどではありませんが、、、
こんなツイートもありましたよ。
自分は集中力が無さすぎるので、
✅15分おきに書く記事を変えてく
✅複数記事を並行して書くこれで1か月で何十記事か書く感じ。
ポモドーロテクニックとかもいいんだけど、
結局25分で区切るだけでずっと同じ作業を継続するから続かない。笑
でも次々と違う作業に移っていくと飽きない不思議🌝— おおき/SEO/デジタルマーケティング (@ossan_mini) August 31, 2018
ブログを書いている人のツイートなので「記事を書く」という内容になっていますが、英語やプログラミング、読書など、自分がやりたいことに置き換えて読むと当てはまる人も多いと思います。
本当にやりたいこと、やらないといけないことは何サイクルでも集中力は続くと思いますが、いくつかやりたいことが存在する場合は、並行してやると頭も切り替えられますし、切り替えると新しいアイディアが浮かんだりして、いいことがたくさんあるような気がします。
そんなこんなで、ポモドーロ・テクニックの紹介でした。
集中力がなくて困っている。やりたいことがありすぎて、全て中途半端になっている、なんて方にはぜひ試してもらいたいです!!